Mです。
交通事故の統計で言う「夜間」とは、日没から
日の出までをさします。
その「夜間」に発生した交通事故は、交通事故全体の
4分の1を占めています。又、死亡事故に限ってみると、
その半分が「夜間」に発生しており、「夜間」の事故は
「昼間」の事故に比べて、死亡事故になる確率が2倍
以上も高いという特徴があります。
というのも、「夜間」には「昼間」にはない特有の危険が
いくつも潜在しているのです。
例えば車のヘッドライトは「上向き」にしても100メートル、
「下向き」では40メートル前方の道路上にある障害物が
確認出来る程度です。道路脇にいる横断歩行者は
とても発見しにくいという危険があります。
「夜間」の運転視界は「昼間」に比べて極端に狭く
なります。ライトの照射方向が固定されているので、
安全確認が困難になるという危険があります。
夜間は視界が悪くなり、歩行者や自転車の発見が
遅れるだけでなく、速度感が鈍り、速度超過なりやすく、
その上過労運転や酒酔い運転をする者や、酔って
歩く者などがいたりするので、「昼間」より速度を落として
慎重に運転する事が大切です。